5:来年の家計簿買った

赤いランドセルを背負った前髪パッツンな子

反抗期になったらぺたんこにするのかなーランドセル。今が一番かわいいわね~~

前々回の〆部分、教育の話しを絡めたら収拾が付かなくなったので、その話題はまたの機会にする。→書き直しといた。

この話し、「いつまで続くんだ」とうんざりしてきた日本語圏の読者諸氏が3人くらいいるかもしれないので(うち一人は自分汗)、なるべく早く切り上げたい。
けど一個思いついたことがあった。「就活における人気企業ランキング、あれってさぞや固定費でもぎ取っていく企業に人気があるんだろうな。くそー腹が立つ」という思いつきだ。

それでさっそく、調べてみた→2016年卒 新卒就職人気企業ランキング – みん就(みんなの就職活動日記)

1位電通、2位ANA、3位伊藤忠商事、4位JTBグループ、5位博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ、6位サントリーグループ、7位ニトリ、8位資生堂、8位三菱東京UFJ銀行、10位日本航空(JAL)、11位三井住友銀行、12位オリエンタルランド

・・・・・・と、見事にたいして固定費とは関係なかった。むしろ、電通のように「広告」などという、一番生活費と関係ないような会社に人気があり、固定費と関係なければないほど人気があるとさえ言えた。

まあね、家計からだけで金のすべてを見ようってのが大胆すぎたのね・・・・

と、ややしおらしい気分になったのもつかの間、いやしかし。ちょっと待てよ

これらの会社に入るためには何が必要か? そう、学歴だ。それも、かなりの高学歴。

それを得るためには何が必要か? そう、金だ。

教育のためのお金という形で、すでにして固定費としてさんざん先取りしていった企業なんじゃないか?

そう思いついてもう一度 やりくりが下手だから払えない?――現代家計の滞納問題の表を見てみた。
下の表は年収で世帯を五段階に区切り(年間収入五分位階級別)、消費性向を階級別にしたものだ。「実支出」(「消費支出」と「非消費支出」をあわせたものだそう)などの専門用語については、統計局ホームページ/家計調査 用語の解説に簡潔に説明されてるので、ナルホドねえと分かってありがたい。

1世帯あたりの1ヶ月の収支と消費・非消費支出の対実支出割合(年間収入五分位階級別、勤労者世帯)

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↑この表から読み取れるのは、なんといっても年収の低い世帯にとっての住居費の割合の高さだろう。ただ住む、ということにかかる金の高さは尋常じゃない。それに比して、年収の高い世帯にとっての住むことの楽勝なこと!! 生きる基盤ともいえる住む、ということからしてすさまじい差なのだ。それでも昔は、「長く働いていれば年収も増え、住宅ローンの頭金もたまり、そのうち家が買える」という展望がもてたが、さっこんはそれさえ厳しいという。
厳しいならそれなりに、住居費の補助とか必要じゃない? って感じだ。

その他思うのは、「年収が高いお宅って、平均消費性向低くていいわね~」ということだろうか。

ただし、この表は<学費のかかる子どものいる世帯>に限っていないらしく、筆者氏は他の表も用意していた。
<私立大学に通う子のいる世帯>だ。↓

私立大学生のいる世帯の1ヶ月の収支と消費・非消費支出の対実支出割合(年間収入階級別、勤労者世帯)

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見間違いかと思って二度見、三度見したね。なんせ、年収が高くても低くても、教育費の割合は20%台と同じなんだもの。当然、割合は似ていても金額自体はまるで違うだろうが、いかに教育費のもつ意味が大きいかって話で。できる限りの金をかけようと一生けん命になっている親の姿が浮かぶ。

そんでも、高い方に飛び出ていると割合は減るし、少ない方に飛び出ていてると教育費の割合が多い方に突出してしまう。(→そのあげくに平均消費支出154%という大赤字になっている)

恐ろしや、教育費
☆ ☆ ☆ ☆

恐ろしすぎて頭の中をいろんな考えがめぐり、まとまらなくなってきたので今回はここまでにしたい。
教育といえばリンク先記事の一番最後、「諸刃の家計相談」。

「家計相談」について、「家計簿をつけて赤字が出ないようにする」ことだという狭い理解をする人も多い。このようなある種の誤解のみが独り歩きしてしまうと、「家計相談」はその世帯ごとのやりくり努力だけで問題を解決させることであるとされてしまう。だが、個別世帯のやりくり努力には限界があることは、ここまで述べてきたような、現代家計が置かれている状況を考えれば容易に想像できるだろう。

家計相談は諸刃の剣である。適切な刃としていくためには、現代家計を取り巻く社会制度的・構造的な問題に目を向けることが重要である。

これ、ほんとそうだなと思った。
自分の家が赤字だ、黒字だだけじゃすまないよって話し。

だって、企業の収益は家計からくみ取っているのだし。

企業からの給料で家計を成り立たせているんだし。

(金融とか運用とか投資とか為替とかの世界ってものあって、まだそっちとのつながりは無縁すぎてつかめていないけど)

わたしは書店に行って、複数の家計簿をチェックしたけど、そこまで書いてある家計簿はなかった。
うちが買った来年の家計簿も、天引きを書く欄程度はあるけれど、家計のみで完結する視点しかもっていない。
そんなでいいのかって!! 家計のエキスパート諸氏には猛省を促したい。

・・・・・家計簿をつけて一喜一憂するだけじゃ自分がリッチになれないのはもちろん、目隠しされて踊らされているようなもんだなと、気づく日々であった。つづく


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