映画FAKE、見終わって最初の感想「なんじゃこりゃーー!!どうなってるのー」


samuragouti

渋谷にて『FAKE』を観た。「誰にも言わないでください、衝撃のラスト12分間」の宣伝文句に釣られて観に行ったようなものなので、その12分が始まるまではどういう12分なのか、あーなのかこーなのかと想像していたが、ぜんぜん違った。もう仰天して戸惑って、どうしていいか分からない感じになった。

いやいやまだ上映中なのでこれ以上は言うまい。

が、ひとつだけ気づいたことを。
上の似顔絵描くためにYouTubeを見たら猫が映っていた。佐村河内家の猫だ。もちろん本編にもたびたび登場し、堂々たる体型とふてぶてしい目つきで、名脇役みたいな異彩を放っていた。さほど猫好きではない当方だが、佐村河内氏の言ってることが嘘かほんとかわからない緊張のあまり、猫が出てくるとホッとしたりした。

この動画を見てたら、佐村河内さんじゃなくて猫の方を描きたくなって、何度かリピートしてベストショットを探した。飼い主がアメリカ人記者に厳しい質問をうけるところで、なぜか猫の顔がドアップになるのだ。

あたかも、アメリカ人記者をにらみ付けている様な顔になる猫。が、猫にアメリカ人記者の話が理解できるだろうか? 理解はできなくても、不穏な空気くらいなら伝わってるんだろうか? わからない。そんなのは、わからない。猫の感覚などわたしに分かろうはずが無い。

それと同様、佐村河内さんが何を聞き取っているのかいないのか、そして何を感じているかいないかなど、赤の他人のわたしに分かるだろうか?

他者である、という点では猫も佐村河内さんもわたしにとって同じだ。

そんなでこの猫、だてや酔狂で、というかかわいいからという理由で出ているわけじゃなかったんだなと、気づいた次第だ。