まぐまぐ新春対談「〜2016年 激動する世界を生き抜く力 〜 崩壊する大手出版、日本の貧困層が引き起こす東アジア紛争」が面白かったので紹介

まぐまぐから届いた新春メールは、
まぐまぐに何らかの登録をしていて配信拒否してないならみんなに届いているから、相当数の人のメールボックスに収まっているはず。当方、ふだんはスルーのことが多いけど、今日たまたま読んでみたら面白かったので紹介する。

まぐまぐ! 特別対談『石田衣良×高城剛』

〜2016年 激動する世界を生き抜く力 〜
崩壊する大手出版、日本の貧困層が引き起こす東アジア紛争

(URLはメルマガにつきなし。読みたい人は、石田、高城、どちらかのメルマガを契約すると全部読める??みたい。初月無料なので、読んだら解約するとお金はかからない)

石田:そっかぁ。でもそれをやるとな……。今の出版の生態系って、とても気
持ちがいいものじゃないですか。みんなでバカ話して、お酒を飲んでと。

高城:わかります。僕も好きですよ、そんな古い世界も。

石田:何とかそれを、もうちょっと守れたらいいなぁ、と思うんですけどね。

高城:でも限界がありますよ。これが10年続くとは思えない。

石田:確かに思えないです。次の消費税増税のタイミングが分水嶺ですね。前
回、消費税が上がった時も、ガクッと販売が落ちていましたから。

対談は、高城氏が2480円という価格で無名の出版社から「共同企画」のような形で本を出した話しから始まる。
対する石田氏は「直木賞作家・石田衣良がメルマガを創刊。動機は出版界の「断末魔」 – まぐまぐニュース!」にもあるとおり、出版界をなんとかせねば~という危機感をもった人。
そういう方なので、「とても気持ちがいいものじゃないですか。みんなでバカ話して、お酒を飲んでと。」という話しになった模様。

石田:なるほどね。でもそういうことは、そのうち作家も握手会、握手券付き
の本を出すようになるのかもね(笑)。

高城:握手券まではわかりませんが(笑)。方向は共有感があるライブに向か
うでしょう。最近、若い読者と話していて気づいたことがあるんです。たとえ
ば今日こうやって石田さんと1対1で対面すると「お会いしました」と僕は感
じます。ところが、若い読者が石田さんの講演会に行くと、会場に500人ぐら
いの参加者がいたとしても、彼らは石田さんと「会った」って言うんですよね。

石田:ほほう。つまり生を見ればいいってことなんですね。

高城:時代は、想像以上にインターネットの力が大きくなってきてるから「会
う」「ライブ」「生」というモノの価値観が想像以上に高くなってきてるんで
すよ。これをいかに提案できるかっていうのが、物書きの人たちのこれからの
使命だと思います。

ここは、作家がファンと可視的につながることのメリットというか、方向性もあるねーといった話し。実は、石田氏がいうに、昔は出版社が主催して複数の作家が座談する、それで地方をめぐる、ということもやっていたらしい。
全国をめぐる、というのは今はミュージシャンがライブツアーとしてやっているけれども、作家もやる時はやっていたらしい。それが、「何かあったら危険」という出版社の判断でやらなくなったと。

作家がファンとつながる、という趣向は石田氏のような人柄のよい作家の場合はもとから向いていそうだが、すべての作家に応用がきくかどうかは、疑問だ。けど、ライブや生の「体験」を人々が求めていることは確かだと、思われる。

それにまた、出版社がもはや既得権益者の集まりに過ぎないのじゃないかという疑念が浮上してしまっている以上、そこら辺にも答えを出してほしいなと、思う。

同時に、ツイッターなんか見てると、要はツイッターって、団塊ジュニアの毒吐き場としての位置づけが大きすぎる印象がある。今度、Twitterが140字制限から1万字へ拡張を準備中。CEOが「長文写真貼り付け」で理由を説明 – Engadget Japaneseとのことで、良かったと思った。140字は、他人を罵倒するのに適しすぎている(儀礼的にほめちぎるのにも)。じゃあ、どうすればいいのかが、1万字あれば相当に提案できる。

提案どころか、ちょっとした小説も1万字あれば書ける。ますます出版社は危機にさらされている。


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文字数 = ブログは全角1000~2000字あれば立派な記事なので、その5~10倍ったら長いね。もちろん小説としては短いけど、時間がなくて長いの読めないときはちょうどいい

ただしこの対談、つづきがあるみたい。つづきを読みたい人は、石田高城、どちらかのメルマガを購読すると届くらしい仕組みだ。うむむ。なかなかまぐまぐも考えてる☆