堀江氏の「保育士の給料が安いのは、誰でもできる仕事だから」発言にはわたしも腑(はらわた)が煮えくりかえる思いがした。なので過去へ遡って発言を見てみたところ、必ずしも暴言とも言い切れない。氏が何を言っているかというと、「保育士の資格じたいを廃止した方が良い」「保育の規制緩和が必要」「“まちぐるみの保育”」…。

ここらを総合的にイメージすると、資格などという四角四面なことを言わずに、お互いの子どもを見守ったり世話をする地域社会、という、ちょっとしたユートピアめいたものになるのだ。厚労省の地域包括ケアシステムにも近いかもしれない。

改革っぽい無茶なことを思いついたらすぐに言いたいだけの人かもしれないけど、実際、部分的とはいえ変化もあるようだ。有資格者が自分の好きな時間だけ働くとか、自宅で保育する、などの工夫を取り入れた保育園が誕生したり。

現役保育士の方はどう反応しているだろうか?

ホリエモン「保育士は誰にでもできる仕事」発言で炎上!保育士の私から言わせてください – ほいくSee!
保育士の「専門性」が可視化され理解されていないことへの、いわば反省や、IT化などがすすんでいない現場の非効率性は事実であるとのこと。なので堀江氏の言うことにも一理あると。こういう方は、仕事のレベルの高い方だと思う。保育という仕事の全体像、社会の中での位置づけ、もっと効率よくするための方法論、もちろん子どもの発達への知識と理解。あるいは本当に子どものためになる保育とは? など考えている。それはその仕事が好きだからだろう。「誰でもできる」と言われかねない(たとえばアーティストとか作家とか有名ブロガーなどではなく)仕事でも、好きになって、日々働ける。

これ、ほんとに素晴らしいことだと思う。そういう人を増やさないといけない。少なくとも減らしちゃいけない。
そのためにも給料が上がらないと

「巨大な保育利権」の深い闇!?

待機児童の裏に隠された、「巨大な保育利権」の深い闇 – まぐまぐニュース!

といった、いやな話もある。

保育業界には、巨大な利権構造があります。この利権構造には、自民党だけじゃなく、民進党や共産党までもが、絡んでいるのです。だから、この利権構造を、誰も壊すことができないのです。

考えたくもないが、本当だろうか。

思えば枝野さんの目玉政策は「保育士・幼稚園教諭、介護職員などの待遇改善・給与引き上げ」※だった。具体的にどういう手段でやるのかは不明だったが、ここらの闇に切り込もうと、していた…??

子どもを利権のために利用するとは許しがたい悪代官どもだ。

早くその政策の続きをやれないものか。

※保育職や介護職の人は現在給与が低く、買いたいもの、あるいは必要なものも買えずに我慢を強いられている。給与が上がったらその分で買えないでいた物の購入に踏み切れる。すると何が起きるのかというと、保育、介護職ではない人の職(サービス業、アパレル、食品、外食、自動車、家電その他もろもろ)がうるおう。つまり、保育、介護職のみならず、日本全体の経済が活性化し、みなが喜ぶ、という政策。


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