ISIS関連のよりぬきネットサーフィン具とわたしの日々

先週末は微妙に体が怠かった。

インフルエンザの予防接種は受けているし、風邪も滅多にひかない体質なので、「気のせいかな?」と気にせず出勤していた。

昼休みは休憩室でカップラーメンを食べ、居合わせた犬飼さんと世間話になった。
これといって話題がなかったこともあり、ISISに殺されたパイロットの話題になった。
わたしの家は相変わらずテレビが見れないので、どういう番組が組まれているのか不明だが、犬飼さんの話は詳しかった。

犬飼さん曰く「イスラム教では、火に焼かれて死ぬと体がなくなり行けるはずの天国に行けなくなる。天国には迎えの乗り物に乗って行くのだが、その乗り物も焼かれてしまうので天国に行けなくなる」

といった意味のことを詳細は忘れたが、犬飼さんの持ち味であるねっとりした落ち着いた口調でたんたんと話す。

犬飼さんがイスラム教に詳しいとも思えないので、テレビで誰かが言っていたのだろう。

しかし、ということは、パイロットの内心を想像すると、わたしなどが通りいっぺんに感じていた残酷よりもずっと救いのない恐怖を味わっていた、ということか・・・

寒気がした。本格的に風邪を引いた。

02月07日

その日は結局早退した。遅刻はしても早退などしたことはないのだが・・・

翌日は回復したので、iPadを開いた。(早い)

韓国人「ヨルダン人パイロットがイスラム国に殺害される直前の姿を見て思うこと」(カイカイ通信)

ヨルダン人パイロットのことが、カイカイに出ていた。
「オレンジはごみ箱の色」とか書いている韓国人がいるが、それはガセ?の模様。

パイロットに同情している韓国人たちすら貶している日本人コメントを諌めているコメントが印象的だった。

「お遊びの時間はおしまいだ」 | 酒井啓子 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

次に、酒井氏の記事チェック。これ見ると、あの手段の殺し方は「究極の憎悪の表現」として、過去にも前例があるらしい。読めば読むほどいったい何をやっている奴らなんだと、わたしの理解力を超えすぎていて絶句するのみ。

合わせて前回の記事、人質殺害事件に寄せても読む。

くどい様だがほんとに我が家はテレビが見れないので、そっち界隈がどうなっているのか不明だったが(案外、人命重視で冷静なんじゃないか、とかも思っていた)、テレビはやはり、超絶単細胞の過度な興奮で見当違いな方向に被害を及ぼしている模様。

イスラーム国を含めたさまざまな暴力の被害者である現地のイスラーム教徒の苦しみ」を伝えること、それが後藤さんのやろうとしていたことだろうし、報道もやるべきとの強い訴えだ。

斉藤道三とジョン・マケイン

これはネットサーフィングの途上で見つけてしまったページなのだが、衝撃を受けた。ISISのテロリストが生首5個を前に「おれがやったんだぜ」とばかりの写真。その同じ人物がれっきとした中東の会議?に出席している写真、さらにはアメリカの共和党の大物とともに映っている写真・・・・
生首もびっくり仰天したがそれどころではない。<戦争したい人たち同士でグル>的なことはどこかで読んだが、これは露骨すぎないか?!「(ISISなどに)詳しい人ならとっくに周知なのだろうが」とブログ主は書いていたが、少なくとも酒井氏はそんなことは書いていない。それに、三枚目の写真が同一人物かどうもハッキリしないが・・・・

ちなみにこの下には、全裸女性の首を掻っ切っている写真がのっている。なんでこういうことをするのか? 女の裸と血に興奮しすぎ。しかし、このように「テロの写真を拡散しなけばいいのか?」「見な/見せな ければいいのか?」と言われると、見た方がいいような気もしてくるな・・・・

やつらのビデオを広めるな。

さっき、いったい「ISIS」って何なんだと今更ながら疑問に思って調べた。

イスラーム国とは (イスラームコクとは) [単語記事] – ニコニコ大百科

超要約すると、ISISは、地理的にはイラクとシリアを拠点にし、アルカイダと同様スンニ派ではあるが袂を分かった集団らしかった。

イラクといえば、私事で悪いがわたしもブログにさんざんと書き明かした国。ことに、2007年はイラクの年だった。
毎日毎日イラクのことを考えていた。それは同時に、ブッシュについて考えることであり、安倍晋三の言動を追いかけることでもあった。

当時の最大のキーワードは「テロとの戦い」、そして「集団的自衛権」。

それが今、ISISというあらたなキーワードを絡めて、あの頃と同様に浮上している。

しかも、ふたりの日本人の犠牲をともなって。

そしてまた、安倍晋三。

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今朝(2日)職場で読売新聞を見た。

読売新聞の一面は、ISISが送り出したビデオの一場面を、まんま色付きで紹介していた。

あれだけ、「やつらのビデオを広めるな、やつらのゲームに参加するな」という、ほんとにもっともな、そして報道する人間なら一番自覚的に考えなくちゃいけないこと、たくさんRTされていた、というのに

「警察の捜査が、湯川さん後藤さんの危機的状況を引き起こした」〜ジャーナリスト・常岡浩介氏が会見

【全文】「警察の捜査が、湯川さん後藤さんの危機的状況を引き起こした」〜ジャーナリスト・常岡浩介氏が会見 (1/2).

なんてこったろ。
つまり、チャンネルはあったんだ。もとから日本(の民間人)には。
つまり、「イスラム国」の人間は最初から血も涙もない悪魔、なのではなく、コミュニケーションの成り立つ相手なんだ、本来は。

ただ、彼らの掟の中にはこっちから見たら残虐なのもある。

言ってみれば、150年前の日本人が切腹していたように。

怖いなぁと思うのは、コミュニケーション回路を、公安部外事第三課はじめとして、追随するマスメディア(が存在するかどうかわたしは未確認だけど)が潰し、あくまでも悪魔としての「イスラム国」と位置付けるとき、

こうやって戦争って始まるんだなあという、典型的な状況になるんでわないか、ということだ。

「イスラム国」が悪いのはもちろんだし、それは常岡氏も言っている。

それでも・・・

昨日のこと。8500キロ離れている「イスラム国」からの便り

昨日の夕方

相撲の下位力士たちの取り組みを、患者さまの佐間さまと並んで見ていたのに、ピンポンと音がなったと思ったら場面が変わって、臨時ニュースが始まった。

鮮やかなキレイなオレンジ色だった。シフォン(?)のようなフワッとした柔らかい素材で。かすかな風にハタハタとはためいて、それで、よけいに繊細でキレイに感じた。

こういう儀式めいた状況の時に着せる専用の衣装なのだろうか?
もちろん人質男性ふたりの着ていた服の話。日本人だったらきっと白い衣装を着せる。赤い血が映えるように。

佐間さまと並んでいる席を離れ、わたしはふたりの人質の表情を読み取ろうとテレビのそばに寄った。YouTubeだから画質がよくない、ということなのか、近寄れば近寄るほど粒子ばかりが目に入って余計に読み取れなくなった。

もう一度離れて見た。それでも、彼らの顔からはどんな感情も読み取れなかった。取り乱すような風はないし、恐怖も読み取れない。ことによったら「グル」じゃないのかと思ったが、わからないものはわからない。

そのうち、まわりに人が集まってきて、2chぽい論評をかまし始めた。わたしは「こんなの自己責任だよ」と言い出す人が現れるのじゃないかと、ハラハラした。それに同意するわけにはいかないからだ。かといって、このよく知らない二人を擁護する気になれず、ひとりでモジモジしていた。

が、同僚たちはこういう時の反射神経は早い。「テロに屈することになるから金は出しちゃダメ」とかいろいろ、意見していて、ちょっとした活発な場面が生まれた。案の定「自己責任」と言い出す間抜けな人が一人いたが、「それでも日本人だから、助けないとダメじゃない?」と、あまり気は進まなかったが意見してみたが、今思い出しても力強さに欠けたな。

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家に帰ってラジオを付けた。
安倍晋三首相氏がちょうど今イスラエルかどっかの中東にいるらしかった。
ラジオなので顔は見えないけど、安倍晋三首相氏の話の内容は、さほど見当違いには聞こえなかった。
相変わらず著しく「リアル感」のない話しぶりだから、軽視されるのはやむを得ないとはいえ、それに、役人が考えた原稿を読んでいるのかもしれないとはいえ、安倍晋三首相氏は案外やれば出来る奴なんじゃないかと、思った。
少なくとも、日本が平和を守る国だということと、支援金は殺戮のためじゃなく、かの地の生活支援のためであるとは、ちゃんと主張していた。

ここまでが昨日の話で、それ以降はどうなったものか。

あのオレンジのシフォンが、血に染まらないことを、願う。