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世にも奇妙な物語’17秋の特別編見た見た

録画して置いたフジテレビの「世にも奇妙な物語’17秋の特別編」を見た。
短編ドラマを4本と、合間にコネタ的なミニドラマが入ってて楽しかった。

一話目の「寺島」は冒頭の、女の子が坂道を振り返る青っぽいシーンからして怖いのだけど、さっきリピート見をしたら、この場面、ちゃんと伏線になっていた。こういうのうれしいなあ。ちゃんと組み立てられてる感があると楽しさが倍増する。漫画家の男のひょうひょうとした味わい、最近単調なイケメン俳優が多い気がしていたけど、このテイストいいわ。あと、まこチャンってのが怖くて怖くて。女の子が二人出てくるんだけど、最後はどっちの女優さんが演じてるんだかワケが分からなくなって、それが奇妙な後味になった。(ともかく、寺島はほんとうに怖かった)

次の「フリースタイル母ちゃん」は笑いあり、涙ありの感動巨編プラス最後に見事なオチが付いてて、こんなにステキなドラマを只で見れるなんて、なんてお得な夜かしら? て感じだった。ラップってなんか楽しいなあ。アタマ冴え冴えでないとセリフというかリリックが出てこないんだろなあ。お母さんの愛が炸裂するリリックは、もう照れもてらいもなくてストレートで涙出たわ。一緒に見てた末次郎もポンヌ(娘)も見てて泣いてたような気がする(顔未確認)。といってもミポリン演じるこのお母さんすごいんだわ。だって「はいはいした日」「初めてトイレ行った日」とかみんな覚えている。わたし全部忘れてるから「あれ?やば」と思った。まあ彼女の年齢くらいなら覚えてるんだろうなうんうん。で、二度見で発見したんだけど、ラップ会場でハイタッチしてる中高年男性が細川家のお父さんに似ている。「え?どういうことどういうこと?」と末次郎に聞いたら、「どっちもいとうせいこうがやってるんだよ」と教えてくれた。「どういうことどういうこと?お父さんもラッパーだったの?」と聞くと、「いとうせいこうって日本語ラップで有名な人なの」と、教えてくれた。なるほどそういう仕込みが入っていたのだ。

「運命探知機」というドラマは、すでにして運命の大半が過ぎたわたしには興味を惹かれる話ではなかったと、言わざるを得ない。恋愛と運命をどうしてそんなに結びつけたがるのかなーとおばちゃんはボンヤリしながら見ていた。のであるが、ここらは構成上の必要があるのである。急転直下、最後は皮肉な人生観が全開となり、これはこれですごく怖かった。

最後は手塚治虫の「夜の声」だ。社長なのに週末はなぜかホームレスになるというこの原作、昔にたぶん読んでる。胸に鈍くズーンとくる話だった。登場人物たち、かなり忠実にこの雰囲気を再現している。女の子の、おじさん相手に見せる無邪気な純真さと、社長の方の内面の見えてこない正体不明感。原作を読んだときはその設定(社長なのにホームレス)だけで「え?」と驚き、何事かを感じさせたものだけど、すでにその免疫ができているため、物足りなさが起きた。このあらすじを読むと、「ストレス解消のために社長からホームレス」なっているのだけど、そうじゃなくて、CEOとして生きることで犠牲にしている魂の部分を資本主義社会から脱落することで満たしている、はずなんだよなあ。あーもうどうしてそういう筋立てにしてくんないんだよーと、残念だった。といっても、若い人は免疫はないので、素直に楽しめるだろう。

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