August 8, 2022

たくましいマツヨイグサの写真

アスファルトに突き刺さったかのごとく咲くオオマツヨイグサです。
その昔、竹久夢二が「こっちのがゴロが良い」との理由で待宵草ではなく「宵待草」と呼んだ草であり、当時の流行歌にもなったとか。

これ↓↓

昭和三年は、ずいぶん感傷的な歌が流行ったのですね。
今の時代でも、待ち人のある人の心には響く歌かもしれません。

ここで拙句:マツヨイは一本だけでもスクッと咲く

その心:黄色い薄い花びらのマツヨイグサは、群生して咲く姿をよく見かけるけど、一本でも立てるのがすごいなと。そのような感慨を込めました。

july 21, 2022

宮崎の植物

毎回大分空港に降り立っていた当方ですが、今回は宮崎ブーゲンビリア空港です。
ブーゲンビリア空港というだけあって、ブーゲンビリアが沢山咲いていました。
が、うまく写真に撮れなかったので💦「アリアケカズラ」です

宮崎ブーゲンビリア空港

クリックするとドデカい写真が出てくるので注意

アリアケカズラ全体写真
アリアケカズラ、椰子の背景と写した写真アリアケカズラ、椰子の背景と写した写真
アリアケカズラ全体写真アリアケカズラの全体
アリアケカズラの花アップ写真アリアケカズラの花アップ写真

ヤサシイエンゲイ によると、アリアケカズラはアラマンダとも呼ばれているようです。アラマンダは寒さに弱いので、関東で育てる場合は、鉢植え、もしくはヒメアリアケカズラという品種だと、マイナス5℃まで大丈夫な様子

これがワサワサ育ったら壮観だし、花も綺麗だから、ベランダで育ててみたいです。


植物園

お次は、道の駅 ゆ~ぱるのじりに併設されている宮崎県総合農業試験場薬草・地域作物センターの温室の植物です。今のところクリックしてもでかい写真でてきません

↑たくさんたくさんの植物ですが、ぜんぶ鎮咳や胃弱など、薬効のある植物を集めている植物園です。
中で、ひときわ目を惹いたのが大温室(亜熱帯の植物)にある、「タビビトノキ」。

ゆうに6~10メートルはあるでしょうか。これこそ「巨大生物」です。見た瞬間ビビりました。
ところがこれ、調べると、さらに巨大化するみたいで↓↓


ヒエ~ どひゃー 目が飛び出た
出展:タビビトノキ - Wikipedia

 

 

ところが、小さいとこれくらいのサイズ感↓

 

 

 

 

 


か、かわいい。
今度試しにベランダで、どこまで大きくなるか育ててみたいですね。

出展:【楽天市場】たびびとの木 8号 タビビトノキ 旅人の木 オオギバショウ ゴクラクチョウカ レギネ 観葉植物 スタイリッシュ 鉢植え 苗 リゾート 南国 プレゼント ギフト 敬老 インテリア プランツ【05P01Mar15】:ブルーミンググレイス


june 25, 2022

君はヤブマメを覚えているか?

藪豆君は2年前の記録、動いている庭(本の感想)動いている庭 PART2 – を、覚えているだろうか?

きっと覚えていると思う。ホラーマンガ並みにおっかないツルの生態を綿々とつづった貴重な記録なのだから。何がおっかないって、細いツルの触手を木にも草にも伸ばして、グルグルに絡みついて締め上げて、相手の息の根を止めていたのだ。ぞーーっとしたなんてもんじゃない。

しかも、庭じゅうに繁殖して、わたしが(買って)植えたあらゆる植物に絡みついていた。
そのツルの名前は画像検索して藪豆(ヤブマメ)なのを突き止めた。
しかし案外情報が少なく、これといった退治方法がみつからなかった。仕方なく「藪豆 駆除方法」でヒットした「巻き付いているのを逆回転にほどいて地面に置くとやる気をなくす」という怪しげな手を、やってみた。

確かに一瞬、やる気をなくしたかに見えた。地面でグタッとしたからだ。

が、そんなのはいっときの事で、またまたヤブマメはやる気満々ではびこり始めた。
しかし、この段階では わたしには多少の余裕があった。
なぜならヤブマメが「1年草」なのを知ったからだ。
「ふふふ。それなら花が咲く前に引っこ抜いてしまえば種ができなくて、もう翌年からは生えてこないワネ。 しょせんお前は一年草。おーーーほほほh」

ところがところがの東所沢KADOKAWAミュージアム。もっとよく調べたら、ヤブマメは、花を咲かして種も作るが、地下茎にも種を作る、と、いうのだ。

は? へ! ほ!? 

お手上げである。地下茎といったら地下。地下は見えない。どうしようもない

こうなると対策はただひとつ、豆に引っこ抜く。それしかない、豆だけに。

以来、わたしは、春が来ると同時に、庭の地面にはいつくばって、三枚葉をさがし、みつけては引っこ抜く、を繰り返した。取り憑かれたように繰り返した。隣家のご婦人が話しかけてくれるのだが、その声も耳に入らず「あ、それ駆除しないと」と口走って引っこ抜いていたほどだ。

おかげさまで、だんだんと姿を見なくなった。
と思ったのも束の間。今日、去年の10月に(買って)植えて、綺麗な紫の花を咲かせてくれた「カンパニュラ ラプンクロイデス」を眺めていたら、なんと「カンパニュラ ラプンクロイデス」の細い茎に、例のやつが絡みついているではないか。

わたしは庭に転がり落ちた。そのまま素っ飛んでいって「カンパニュラ ラプンクロイデス」の元へ駆けつけた。ゼエゼエと息が荒くなったが、気持を落ち着かせ、細いツルを丁寧に逆方向にクルクルとほどいた。もはや、ヤブマメが「やる気をなくす」ことなどないことを知り抜いているわたしは、躊躇なく引っこ抜いた。

わたしのカンパニュラ・ラプンクロイデス(ハタザオギキョウ)に絡みつくヤブマメ 🖱マウスをのっけるとヤブマメがどれかわかる

ヤブマメ以外にも雑草だらけなのはワザとです。笑