「セクハラか芸術か」について


美術の講義に出たらショッキングな絵を見せられて急性ストレス障害を発症したとして、大原さんという女性が訴えた。
この件でTwitterが殺気だった。代表的な意見は「ありがとう、勇気をもって訴えてくれて」(北原みのり氏) 「不快感に公共性なし」(宮台氏)などだ。

わたしの持った感想はほぼ前者だった。
記事中にある<「うまく言えないんですけど…女性に対してひどいものばかりで、AV女優がゴキブリとセックスしている写真」「手足を切断された女の子が首輪をはめられた姿」>は、わたしも何年か前に見たことがあって、大原さんと同じようにショックを受けたからだ(実際にはもっとひどい絵がたくさん)。女性というのは、どんなに外見上オバサンやオバアサンだっとしても、かつては少女だった。そして、少女だった時の記憶をなくしているわけではない。男性だってそうだろう。少年時代のことを忘れるだろうか? 同じように、少女時代には性に関してはおぞましい経験を誰もが大なり小なりしている。それを、忘れてはいない。何事もなかった顔をしているだけだ。

そこを逆手に取るかのように少女~女性を愚弄する残虐きわなりない絵を描く会田誠なる人物はわたしの中ではキ○ガイ認定された。ので、関わらないのが一番だ。まして、そういうのが芸術認定されている。されるからには何らかの理由があるのだろう。それが何かなど想像もつかなかったが知りたいとも思わない。ただただぶざけんじゃねえと思うのみ。この大原さんも、どうして講師の描く絵をチェックしておかなかったのだろう? というのが最初に思ったことだ。

その後、この会田誠なる、本来は関わりたくないので絶対に見たくないTwitterであるがちょっと見てみた。ぶっちゃけこの記事を書くためなのでしょうがなかった。といっても直近のtweetをいくつかだけだ。それによると、どうやら氏がああいう絵を描く理由は、「近代美術」がやり尽くされて氏が画家になる頃にはネタがつきてこれしかなかった、ということらしい。気の毒な会田誠氏が芸術の荒野で身もだえたあげくにやっとこさつかんだモチーフがああいうのだった。(?)

上記記事の最後
「若新氏はこの“問いかけ”が重要だとし」。「言外に欲情は禁じられてる。これってなんなんだ? 」って、全部に欲情してたら絵が描けないからじゃない?
思うに、重要なのは、会田誠(氏)の〝問いかけ〟の方じゃない。

ゾーニングがどうのといっている人がいるが、芸術は棲み分けなんかじゃないはずだ。
大原さんが訴えることで、会田誠(氏)の絵が初めてこの世に生まれた、ということ。
歓迎すべきことかどうかはともかく。


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