丁寧な暮らし

最近、「丁寧な暮らし」を心がけている。具体的にいつからかというと、二度目のコロナに罹患した後だ。つまり、7月の後半。

なんとなく、「丁寧な暮らし」は抵抗力を高めてこれ以上コロナに罹らない気がするのだ。

理由はそればかりではない。定期健康診断の結果、異様に中性脂肪値が高かった。これはいつものことだ。いつも高いのだ。けど今回は値を低くするために健診前の3週間くらいは節制した。酒とか。お饅頭とか。それでも高かった。

どうしたらいいのか? どうやら中性脂肪値は雑な暮らしをしていると高くなるのが分かった。たとえば、弁当を買ってしまう←弁当のカロリー高い上に油タップリ使っている上に添加物多い/調理パンを買って食べてしまう←小麦粉のカロリー高い上にマーガリン多量に使っている/朝食を抜く←お腹がすきすぎて夕飯前に大量の菓子を食べてしまう上にタンパク質やビタミンの不足を日中に起こしてバテ果てる。

などなど。

つまり、雑の反対の「丁寧」をやれば良い。バイブル的な書籍としてわたしは『家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択』をオススメする。

ただ、これのマネしすぎて失敗したやつも多い。まず「ぬか漬け」は何回やっても失敗に終わった。この本によると基本的にぬか漬けに失敗はないはずなのであるが、自分の作ったやつがマズすぎて耐えらなかった。

あと、レシピ本はいらないってのも自分には合わなかった。なぜかというとレシピを見ながらでないと作れないからである。汗。

あと、調味料は味噌と塩と醤油とこしょうだけあれば良い、というのも真似したが、豆板醤とナンプラーが大好きなのでやめておいた。あと、家電不用ってのはもちろん、わたしには無理だった。

と、こう書くと、全部失敗のように見えるが、野菜は干して日持ちさせる(しかも旨くなる)や、しなびた大根がすりおろすと美味しいとか、そういうのは参考になった。それ以上に本書のカナメは、家事を根本から見直して身につけて、生きる武器に変えることなのだ。

そんなこんなで、当方、最近は多少なりとも丁寧に暮らせている。

さっきも、炊飯器のタイマーを7時間にセットした。

朝ご飯の準備万端である。