『書いてはいけない』は読まなきゃいけない!!
どうしてこんなに不幸なのか、どうして多くの日本人はクソ真面目に勤勉なのに貧しいのか、どうしてうちの子ども(30代)たちは狭いアパート住まいで一生を終えなきゃいけないほどに手にできる金が少ないのか? どうしてうちの子どもたちは「夢をもつ教育」をさんざん受けてきたのに夢を叶えることができないのか? いやさ、多少は叶えてもどうしてお金につながらないのか?
激しい疑問を長年持ち続けていたが、その答えを得た気持がした。
ザイム真理教――それは信者8000万人の巨大カルト | 森永 卓郎
上に書いた疑問は、考えれば悲しくて悲しくて、ただ悲しくて涙が出るだけだった。
あんなにまっすぐな優しい子たちが、幼いときはあれほどのポテンシャル(お絵かきのエネルギーすごかった)を発揮した子たちが、大人になるにつれ、ただ叩きつぶされていった。
貧しいってどういうことか? 最低限の衣食住をまかなうためにしか、お金を使えない、ということ。その衣食住の質もどんどん下がる、ということ。
たとえばある若者が絵を描いて(他の表現/ものごと でもよい)、多少なりともお金が得られるとしたら、それは若者の絵を見て「好き」と思った人に一定の豊かさがあるから。←だから財布のヒモをゆるめて金を出せる
それだけで「食っていける」突出した才能は素晴らしいが、それだけでは社会に豊かさは生まれない。
突出していない人間が豊かにならないとダメだ。
ザイム真理教の前書きに、こうある。
2021年10月に朝日新聞が衆院選を前に行った世論調査で、
「一時的にでも消費税を引き下げるほうがよい」と答えた人は35%にすぎなかった。残りの人は、消費税はそのまま、あるいは増税してもよいと考えている。つまり、単純計算だと、いまやザイム真理教は8000万人以上の信者を獲得していることになる。その巨大カルトに挑むのは、無謀かもしれない。それでも私は挑むしかないと思っている。そうしないと、大切な日本と日本人が壊れてしまうからだ。
(太字の強調は当方による) 著者森永氏を駆り立てているのは、このままでは市井の人々としての日本人の身も心も壊れていくことへの危機感だろう。
このような肌感覚を持っている人は、きっと多いと思う。わたしも、日々感じている。
ちなみに、すでに多くの人が読んでいるベストセラー1位の本なので、わたしが説明するのもナンではあるが、一応説明すると、
ザイム真理教とは、財務省が信奉する「財政均衡」絶対主義のことである。〝すなわち税収の範囲内に歳出を収めるという経済学的にありえない話しを「正しい」と思い込んでしまい〟それを政治家たちやマスコミ、国民に洗脳していく教義。財務省はこれを絶対とし、あの手この手を使い、財政均衡を守る。
そのさまは、まさにカルト宗教そのものだそうだ。
こちとら、経済のことなど知らんわけだけど、実は財務省の役人も「経済学部」出身なのではなく、「法学部」出なので、こういうあり得ないことを、やり続けている、そうだ。
民主党政権になった時も、野田さんとか鳩山さんとか管さんとかもすっかり洗脳されてしまったそうだ。おそろしい。
たしかに二言目には「国の借金がー」と言い出す人多い。NHKとか。わたしも2010年にウンザリした旨を日記にした。
「財政均衡」絶対って、あり得なくないですか? 当方だって、手取り金額16万円くらいしかないけど、16万じゃぜったいに暮らせない。暮らせるわけがない。16万円で暮らそうとしたら、まずNHKの受信料、払えるはずがない。(じっさい払ってないけどw)
ともかく、財務省に洗脳されない政府の樹立が急がれる。
ここらの書籍に関した話しはまだまだまだまだ続く!!
まだまだまだ生きてくれ~