これは言いたい 8 11月 2024 虚は実を超え実は虚を生む。映画『八犬伝』を観てきた!! 八犬伝 のオフシャル この映画の主要なテーマは「虚と実」の関係と、思われる。そこに焦点を当てないと、曲亭馬琴の実人生と、彼が現在進行形で執筆する『南総里見八犬伝』の映像化、が交互に現れる構成であるからして、「どっちのパートも映画として中途半端」となりかねない。 以下、観る予定の方は観ないでくださいー… 続きを読む
2024年のダイアリー 20 10月 2024 今夜のやりすぎ都市伝説は面白かった。 2026年!! クローンと、アブダクションが!! 地球外生命体と人間とのハイブリッドが!! 「信じるか信じないかはあなた次第」でお馴染みの関さんが、今夜は一段と切れ味鋭く人差し指をぶんまわしていた。 最近出たピラミッドに関する新説、「水圧リフト」方式。 かつてエジプトは緑豊かなサバンナが広がってお… 続きを読む
2024年のダイアリー 16 10月 2024 あらためて魅了される翻訳、中村融 訳『何かが道をやってくる』 「季節」という言葉がもっともふさわしいのは10月、オクトーバー、何かが道をやってきそうなハロウィンを目前にひかえた今。 毎年10月に読み返す『何かが道をやってくる』。古い文庫で持っているのだけど、字が小さすぎて無茶読みにくいし、紙が黄変して汚い。なので、思い切って電子書籍で買ってみた。 おもむき、な… 続きを読む
2024年のダイアリー 20 8月 2024 映画館と配信でみるの、同じ『首』でも違いはあるか NetFlixで『首』を観た。映画館でも観ているので二度目だ。映画館で見た時と、家でゴロゴロしながら観るのでは、印象が違うものだろうか? かなり違った。以下に違いとして気づいたことを列挙する。 違い1 映画館の大きな画面で観ると、たとえば信長の場合、スクリーンにいるのは信長であり、それを演じる加瀬亮… 続きを読む
表現物の感想 19 8月 2024 FOLLOWING(フォロウイング)の感想 パンフレットの1ページ。ビルの部屋。モンローの写真はともかくアルファベットはどういうことだろか クリストファー・ノーラン映画監督のデビュー作を上映している、と聞いたので鑑賞に行った。 (19、21、23日にも上映するので見る予定の人は開かないでください!!) その作品『フォロウィング』のイントロダク… 続きを読む
表現物の感想 22 6月 2024 季節のない街についてツラツラと テレ東でやってたドラマ『季節のない街』が6月7日に終わってしまった。 クドカンって人のドラマは間違いなく面白い。でもわたしはNHKは見ない主義だからNHKでやってたやつはみてない。 NetFlixの『離婚しようよ』なら見た。おもろかった。大石静って人との共同脚本ってことで、共同っぽい感じがしつつもお… 続きを読む
表現物の感想 6 6月 2024 NetFlixの『三体』と原作の『三体』を比べてみよう 【先日、NetFlix版と原作小説、あと中国制作版も少し見たannaka21が伝えます】 NetFlixTwitterから 3月21日に公開されたNetFlixの『三体』。 原作の『三体』は2015年にヒューゴー賞を受賞した長編SF小説。 作者は中国人の劉慈欣(りゅう じきん)氏。 ザッカーバーグや… 続きを読む