石井紘基氏の件つづき
石井紘基という議員が2002年に暗殺される、という事件があったことを、先日知った。(該当記事)
この方の名前自体初耳だった当方があーだこーだ書き綴るのもどうかと思ったが、ともかく知りたい!
ので調べた。
いくつのかのソースにあたったところ(そのほとんどはYouTubeである)、以下のことが判明した。
当時から国会Gメンとして、数々の財政不正を追求していた石井氏。
その仲間だった原口一博議員によると・・・
石井氏は事件の一週間前
「原口くん、今度、ある国で本を出すんだ。それが出たら、政権が、自民党が、今までの政治がひっくりかえるよ。楽しみにしてて」
と言っていたそうだ。その時原口氏は、その情報は共有しないと危険だから教えてくれ と頼んだのだけど、石井氏は
「心配性だなあ原口くんは」
と笑って、教えてくれなかった。
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他、石井氏の娘さんが最近のYouTubeで話していたのも聞いた。
石井氏はハワイ大学で講演する予定もあり、そこで「ひっくり返る」話も明かされるはず、だった。
しかし、講演はキャンセルされていたそうだ。
以下、当方の推論。
ハワイ大学で講演の予定があったのなら、本を出すはずだった「ある国」とは、アメリカではないだろうか? 石井氏が最後に出した本『日本が自滅する日「官制経済体制」が国民のお金を食い尽くす!』の、アメリカに関連した箇所を引用しよう。
不良債権処理は最優先課題か
(中略)
小泉内閣は不良債権処理を、アメリカからの厳しい「お達し」に呼応して権力主導で進めようとしている。これはRCC(整理回収機構)による強硬な手法とも合わせ、きわめて重大な問題である。アメリカの姿勢は日本の実態に関する認識不足もあろうが、基本的にはアメリカの国家戦略から生まれてきたものだ。
民間企業が泡を吹いて水面に浮上する中で、アメリカは今日までにすでに日本株の20%を取得した。日本の不動産の相当量を獲得している。日本の死命を制することになりかねない不良債権処理について、政府の方針はもっと自立的でなければならない。
『日本が自滅する日「官制経済体制」が国民のお金を食い尽くす!』
なんなんだろう?「アメリカの国家戦略から生まれてきた」ものに、日本が振り回されているとは。小泉政権というやつが、いや、それ以前の政権からか、過度にアメリカ隷属なのだ。
しかし、これだけでは、暗殺事件とのつながりはみつからない。
それでも、ともかく氏の思考の一部を垣間見た、とは言えそうだ。