マンガ 誰も書かない「真実」 日航123便はなぜ墜落したのか

森永卓郎さん、昨年の暮れに、余命いくばくもないと宣告を受けた方。
でもって、若い頃から財務省に関わりのある仕事をしていたため、そっち方面に詳しい方。
それまで好調だった日本経済が、1985年の「プラザ合意」を機に凋落していった謎に首を傾げ続けていた方。
さらに、2017年に発行された、青山透子氏の『日航123便 墜落の新事実:目撃証言から真相に迫る』を読んで、その謎が氷解し、青山氏にコンタクトを取った方。

その森永氏が『マンガ 誰も書かない「真実」 日航123便はなぜ墜落したのか』を出版した。

日航123便について森永氏は『書いてはいけない~日本経済墜落の真相』に、青山透子氏の書籍はもちろん、小田周二氏の書いた迫真の推論『524人の命乞い』からも影響を受け、すでに詳しく書いている。

ので、それで良さそうなものだが、森永氏はそれだけでは気がすまなかった。
氏が本当に動いて欲しいのは「メディア」だからだ。
ジャニーズの時のように、メディアが動けば、きっと変わる。
だから、また、メディアに動いてほしい。

メディアが動けば世論も動き、政府も動く。そうすれば、日航123便が落ちた本当の原因と、その後の経緯が明らかになる。
そうなれば、日本はもう、アメリカに隷属しなくてすむ。少なくとも、経済的な言いなり状態を脱することができる。
今のままだと、本当は自衛隊のミスで起きたことを、ボーイング社に泥をかぶってもらった、という借りを背負ったままだ。
そればかりではない。
日本政府および自衛隊は、ミスを隠蔽するために、助かるはずだった乗員乗客520人(胎児もいたので正確には521人)を見捨てた。
しかも(この先は本当はまっったく書きたくもないのだが)、生存者がいては真相がばれてしまうからと、全員の息の根を止めるために、飛行中の123便のエンジンを狙ってミサイル攻撃した。
墜落後は、先に現場に入った特殊部隊が、生存者をゼロにするために……(略)

つまり、日本政府は「お前らのやったこと、Devilなみに非人道的ですな」とアメリカに弱味を握られたのである。

しかし今、そこを、日本人自身の手で明らかにすることができるなら、あとは
アメリカに対して、堂々としていれば良い。

つまり、日本はやっと主権を取り戻せる。
そのことが、日本人にとっての幸福の第一歩になるはずだ。


今見たら、さっそく「ベストセラー」ですね。