今度のコロナは『KP.3』だってさ。
一昨年の9月にもコロナに罹患しているわたし。あんな苦しい思いは二度としたくない、コロナにはもう絶対になるもんか!
と決めていたのに、また罹ってしまった。
まず、7月の某日、咳が出始めた。コンコン、カンカン、ゼホゼホ…。妙に線の細い「出るなら出るで堂々と出ろ」とイラつかせる、出方の不快な咳だった。
2,3日そんな日が続いたと思ったらある日、限界まで具合が悪くなった。熱を測ったら38℃ジャストだった。
その日と翌日はまるまる寝込んだ。家族がヴィダーインゼリーみたいなやつを大量に買ってきてくれたので、それだけを摂取した。※1
さて次は職場に電話した。「これこれこうでこれはコロナです。病院には明日行って来ますので、休ませてください」。一昨年のコロナ罹患時は、先方はああしろこうしろと指示してきたが「五類に下がった」せいなのだろう。ウルサイことは言われなかった。
コロナは寝て治すしかない病気なので※2、病院に行きたくなかったけど「確定診断」してもらわないと、いつから出勤できるのか分からない。ので、仕方なく出かけた。
鼻ぐりぐりの検査をしたところ、やはり陽性だった。
で、発症日(熱の出た日)の7日後が出勤OK、という計算なのだろう。そう言われた。
ということで、今現在は無事に平常運転可能なはずなのだ。が、こいつ(KP.3)というかコロナ、本当にタチが悪い。咳はいつまでたっても治まらないし、全身の怠さは続いているし。特に咳は夜中もしつこく止まらなくて困ってしまう。※3
✴️ただ、ここで一つ、強調したいことがある。
コロナに罹ったきっかけである。
その日、わたしは眠れないでいた。べらぼうに面白いYouTubeをみつけてしまい「一番古い」のからさかのぼったり、「一番人気」のをハシからつぶさに視聴していたら、めちゃ寝るのが遅くなった。
遅くなったばかりかYouTubeの続きで悪の秘密結社につかまって人体実験され夢幻の螺旋階段を昇り続け一瞬も眠りに落ちられない。「二時間、いや一時間でいいから熟睡しなくちゃ」と思えば思うほど眠りから遠ざかっていく。しかもその翌朝(というか当日朝)は運悪く出勤だった。しかも最近の労働環境は人手不足のせいで一人当たりの荷がどんどん重くなっている。
こんな状態で一日過ごしたらどうなるか? 極度に「全身の免疫機能の低下」が起きても不思議はないのだ。
案の定覿面に来た。おそらくは「発症する」のを待ち構えて体内で潜伏していたウイルスどもが、「やったー出番だ出番だ暴れまくるぞー」とはっちゃけまくったと、思われる。
そして我が身体はヤツらに占拠されたというわけだ。つまり、何が言いたいのかというと、日頃から健康に暮らすのが大事だよと。
YouTube見過ぎるなよと。その他好きなことを何でもやればいいけど、睡眠時間と栄養を削ってはならぬと。お婆ちゃんが手の甲をなぜながら話してくれた、あの教訓をふたたび胸に刻みましょうよ、と。
そういうことですわ。
★ ☆ ☆ ★
※1体重は2キロくらい減ったかな。
※2「コロナ薬」というのが、あるそう。医師にもすすめられたけど「かなりの高額」だそう。
※3トシをとるほど重症化するらしい。